東京工科大学メディア学部の現役大学生が企画から宣伝、上映までをプロデュースする特集上映が池袋HUMAXシネマズで開催されます。テーマは「青春」。自分たちの世代は「青春」という言葉と共に思い浮かべられる学生時代を、新型コロナウイルスの蔓延によって経験できなかった、だからこの企画で映画を通して青春を追体験したい、世代を超えて青春を語り合う機会を作りたいという思いが込められているそうです。
学生たちの上映作品セレクトに心躍ります!『恋する惑星』は、観たことのない映像美と世界観で1995年の映画シーンを鮮やかに彩り私たちを夢中にさせた映画。今の大学生世代はこの映画との出会いでどんな感情が生まれるのでしょう。『シング・ストリート 未来へのうた』は、人生において自分が何かに目覚めた瞬間、何かを掴んだ瞬間が、音楽が生み出す高揚感と共に刻まれた傑作。『mid 90s ミッドナインティーズ』は、90年代ストリートカルチャーの空気を纏いながらも普遍的なティーンエイジムービーとなっているのが魅力的。そして唯一の日本映画、ロックバンドの追っかけ4人組の一途な想いが眩しい『私たちのハァハァ』は、松居大悟監督(『アズミ・ハルコは行方不明』『ちょっと思い出しただけ』ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズ など)のトークショー付き上映の回が楽しみ。親世代の映画も自分たち世代の映画も含まれているのがいいですね。映画館が、映画の中に描かれた青春や、記憶のなかに刻まれた青春について語り合う場所になったら素晴らしいです。
※上映スケジュールなど詳細はHUMAX公式サイトで